あつまれ「しゅうなん島」 任天堂ゲームに架空の島誕生
任天堂の人気ゲームソフト「あつまれ どうぶつの森」(あつ森)に、山口県周南市の人気スポットを再現した「しゅうなん島」が登場した。架空の島を訪ねて遊ぶゲームで周南をPRしようと市が制作した。20日には島を旅するオンラインのガイドツアーが開かれ、その様子を市のYouTubeチャンネルなどでライブ配信する。
ガイドツアーは、市立徳山駅前図書館で19~21日に開かれる「SHUNAN広告祭」の一つ。
仮想空間のしゅうなん島に、駅前図書館や徳山動物園、ナシ・ブドウ園、コンビナート、温泉、桜並木などを再現。住民の「みなみちゃん」の案内で参加者は島を探索し、ナシを食べたり、海岸で魚釣りを体験したり、工場夜景を楽しんだりする。YICビジネスアート専門学校2年の松富光莉(ひかり)さん(20)が2カ月かけてつくりあげた。
ツアーは午前10時、午後1時、午後3時から各30分間。参加者の募集は終えているが、広告祭会場2階の大型モニターやYouTubeで生配信する。
広告祭は、周南の魅力を伝える動画や写真、小中学生の絵画を紹介する催し。人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」のアニメーターで、周南市出身の貞本義行さんの複製原画、映画「えんとつ町のプペル」のモデルとなった周南工場夜景の写真も展示する。
20日に開催予定だった、市内の逸品スイーツを集める「SHUイーツ博」は、新型コロナの影響で中止した。
問い合わせは市シティプロモーション課(0834・22・8238)へ。
「関係人口100万人めざす」
広告祭は、藤井律子市長が進めるシティープロモーションの一つで、市民20人と市職員15人でつくるチーム「SHUラボ」と、市が主催する。
周南市は前市長時代、愛称を…
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