仏ミュージカルを元にした「ロミオとジュリエット」が、宝塚歌劇で8年ぶりによみがえった。ロミオを演じるのは、さらなる高みを目指す星組トップスター礼真琴(れいまこと)。演出家、小池修一郎の語る礼の魅力とは?
初代の「愛」にばってき
「この作品の成り立ちに、礼の存在は欠かせない」と小池はいう。何しろ2010年の星組初演から、主要な3役をものにしてきたのだから。
初演時にはダンサーの「愛」という大役にばってきした。フランス版にはないオリジナルの役。舞台中央でスポットライトを浴びてせりあがり、物語の幕開けを象徴する。
当時はまだ入団2年目。稽古場で礼のダンスを目にし、「こんなに身体能力の高い下級生がいるのか」と驚き、起用を決めた。
8年の時を経て再びロミオに挑む礼の魅力とは? 衣装やフィナーレの見どころも。
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若き主人公2人の愛をあたた…
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