「給料下げるわけには…」 罰則ありでも深夜営業の本音

有料記事

堀川勝元 中野龍三 松沢拓樹
[PR]

 新型コロナウイルス対応の改正特別措置法が13日から施行された。知事からの休業・営業時間短縮(時短)の命令に応じない飲食店などに罰則が科されることになる。愛知県岐阜県緊急事態宣言が続き、名古屋市の繁華街で多くの店が時短に応じる一方、遅くまで営業を続ける店もある。そのわけを聞いた。

 愛知県は緊急事態宣言に伴い、すべての飲食店に営業時間を午後8時までにするよう要請している。改正特措法が施行された13日午後8時すぎ、名古屋市中心部の繁華街を歩くと、歩道から見えるほとんどの店が閉まる中、煌々(こうこう)と明かりがつく居酒屋があった。若者客らで満席になっている様子が店頭のガラス越しにうかがえた。

 施行前の12日深夜も、同じ繁華街を歩いた。

 「お兄さん、90分6千円でどうですか」

ここから続き

 ラウンジの客引きが声をかけ…

この記事は有料記事です。残り1350文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら