外食チェーン、追加の閉店や債務超過も 赤字決算が続々

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若井琢水 中島嘉克
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 コロナ禍で、居酒屋やファミリーレストランといった外食大手が苦しくなっている。12日までに発表された2020年12月期決算や21年3月期の業績予想は、赤字が相次いだ。債務超過の解消や追加の閉店など対応に追われる企業も出ている。

 「ガスト」や「バーミヤン」のすかいらーくホールディングス(HD)は20年12月期決算で、172億円の純損失を出した。前年の94億円の純利益から大きく悪化した。

 感染が再び広がった昨年12月の既存店売上高は前年比21%減。年明けには2度目の緊急事態宣言が出た。谷真会長兼社長は12日の記者会見で「変異型がどうなるかなど予測ができない状況が続いている」と話した。不採算店約200店を年末までに閉め、宅配や持ち帰りを強化する方針だ。

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