何度も鳴った電話、官邸の影 「川淵おろし」の舞台裏

有料記事

塩谷耕吾 軽部理人
[PR]

 「川淵おろし」の動きは11日に「川淵氏に就任要請」のニュースが広がった直後、すでに始まっていた。

 森会長との面会を終え、自宅に戻った川淵氏あてに、何度も電話があった。

 その主は、組織委の武藤敏郎事務総長だった。

菅首相やIOCが後任会長に女性を望んでいるとの情報が錯綜(さくそう)。外堀は急激に埋まっていきました。11日午後10時過ぎ。川淵氏はある言葉を武藤氏に告げました。

ここから続き

 「『やめてくれ』とは言いに…

この記事は有料記事です。残り630文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら