政府の新型コロナウイルス対応を担う西村康稔経済再生相は12日の衆院予算委員会で、自身の秘書官が過労により相次いで交代していると報じられたことについて、大臣就任から1年4カ月で秘書官3人が交代したことを認めた。150日以上の連続勤務があったことも明かし、「申し訳なかった」と陳謝した。
立憲民主党の森山浩行氏への答弁。西村氏は、10日発売の「週刊文春」が報じた秘書官らの交代について問われ、「本当に多大な負担がかかってきたことを十分に承知している」と回答。2019年9月の大臣就任以降、4人いる公務の秘書官のうち3人がすでに交代したと説明した。大臣室で各部署間の調整業務を担っていた職員2人も、今年1月に交代したという。
また、過重労働の認識を問われた西村氏は「個別の人事は控えたい」としつつ、「多大な業務が続く中で、それぞれの負担なども考慮しながら人事異動などを行ってきている」と述べた。長期間連続勤務した秘書官については、コロナ担当に任命された昨年3月6日から8月8日まで「休みが取れなかった秘書官がいる」と明かした。理由として、休日も含め連日、記者会見に臨んだことなどを挙げた。
内閣府によると、西村氏には…
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