バランスに悩む立憲 追及?提案?「どっちつかず」

有料記事

吉川真布 小泉浩樹
[PR]

 菅義偉首相や全閣僚が出席し、テレビ中継もされる衆参の予算委員会は、野党にとって勝負の舞台だ。ところが、野党第1党の立憲民主党は、疑惑などを責める「追及」か、政権担当能力を示す「提案」かという路線で悩んでいる。

 先月28日、国会の一室。安住淳国会対策委員長や、質問に立つ議員らが集まった。安住氏は「追及する時、声の大きさやトーンに気をつけて。不快感を与えないように」と語った。

 前日27日の参院予算委で、立憲の蓮舫氏が首相に対し、「言葉が伝わらない」と迫り、首相は「失礼じゃないでしょうか」と反論した。ネット上で蓮舫氏への批判の声が広がり、蓮舫氏は「いつも反省するのですが、思いが強すぎて語気を張ってしまう」などとツイートした。

ここから続き

 予算委前に複数回行われた打…

この記事は有料記事です。残り676文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら