晩酌ならぬ「晩アニメ」 直木賞の西條奈加さん寄稿

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 第164回直木賞を『心淋(うらさび)し川』で受賞した西條奈加さん(56)にエッセーを寄せてもらった。

 さいじょう・なか 1964年生まれ。会社勤務の傍ら執筆を続け、2005年『金春屋ゴメス』でデビュー。『まるまるの毬(いが)』で吉川英治文学新人賞を受賞した。初めて候補に入った『心(うら)淋し川』で直木賞。

 あくまで私の場合はだが、作家の生活は、非常に地味だ。ともかく家から出ないから、会社員をしていた頃の方が、服装も生活もよほど華やかだった。

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 直木賞を受賞して、華やかな…

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