IOC、選手にワクチン接種呼びかけ 参加条件にはせず

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ロンドン=遠田寛生
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 新型コロナウイルスの影響で今夏に延期された東京オリンピック(五輪)・パラリンピックについて、国際オリンピック委員会(IOC)は26日、大会を安全に開催する手立ての一つとして、出場選手に訪日前のワクチン接種を呼びかけた。大会参加の条件にはせず、強制もしない。

 医療従事者や高齢者らが優先と強調した上で、「一般にも広まり、機会が来たら接種するよう促したい。日本への礼儀であり、日本の人々に全ての手を尽くしたと自信を持ってもらいたい。参加者だけでなく、日本の人々を守ることになる」と声明を出した。

 すでにいくつもの国の政府が協力姿勢を見せているという。今後は五輪に参加する206カ国・地域の各国内オリンピック委員会(NOC)に接種状況と予定を報告するよう書面を送付。2月上旬をめどに回答を求める。

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