「どうして公邸に入らないのか」理由を問われた首相は…

[PR]

 25日午後の衆院予算委員会で、立憲民主党江田憲司氏は、東京・赤坂の衆院議員宿舎に住んでいる菅義偉首相に対し「危機管理の意識が薄い。どうして総理は公邸に入らないのか」と質問した。

 菅首相は「議員宿舎から公邸、官邸まで、すぐだ。公邸に入る考えはない」と答弁。これに対し、江田氏は「失格答弁だ。確かに10分、15分の距離でしょう。しかし、10分、15分が国家の命運を左右することもある。大地震が起きて道路が陥没したらどうするのか」「(公邸では)24時間、情報収集できる」などと重ねて質問。細川政権以降で公邸に入らないのは、菅首相と安倍晋三前首相だけだと指摘し、「国民の血税を出して、危機管理のために作っている」「即刻入ってほしい」と求めた。

 首相は「内閣総理大臣として国民に対して責任を果たすのに、議員宿舎だからできないということはない」と反論した。

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら