ねんどろいどが1千体 倉吉で企画展 記念式典が前日に

石川和彦
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 アニメのキャラクターなどを2・5頭身に変形して表現した、手のひらサイズのフィギュア「ねんどろいど」。その企画展「ねんどろいどが1000体やってきた!」が23日、円形劇場くらよしフィギュアミュージアム(鳥取県倉吉市鍛冶町1丁目)で始まる。22日、記念式典と内覧会があった。

 ねんどろいどは、フィギュアメーカー「グッドスマイルカンパニー」(本社・東京)の製品。県と倉吉市の誘致に応じ、同社が2014年に同市に整備した「楽月(らくつき)工場」でも、月に1アイテムのペースで生産している。同市でまとまった数のねんどろいどを展示するのは、市立博物館で500体などを展示した15年の「フィギュア博覧会」以来という。

 この日の式典では、ミュージアムを運営する会社の稲嶋正彦社長が新型コロナウイルス感染対策に取り組んで開催にこぎ着けたことを説明し、「ほっとした気分になりたい時に足を運んで頂ければ」とあいさつ。谷本哲也・楽月工場長は「ねんどろいどは1500番を超えています。引き続きフィギュアのまち、倉吉のために尽力していきたい」と述べた。

 今回展示されるのは、06~19年に作られた1~1千番の1千体。「涼宮ハルヒの憂鬱(ゆううつ)」「NARUTO」といったアニメやマンガ、「スーパーマリオ」「ゼルダの伝説」などのゲームのキャラクターが多い。「スターウォーズ」「ワンダーウーマン」といった映画の登場人物もある。

 谷本さんは「あまりフィギュアに興味がない方でも、昔好きだったマンガやゲームのキャラクターが入っていますので、そこを見てほしい」と話した。

 3月21日までで入場無料。無休。午前9時~午後5時。常設展は未就学児を除き、入場料が必要。問い合わせはミュージアム(0858・27・1200)へ。(石川和彦)

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