アップルウォッチの心電図機能、日本でも 厚労省が認可
サンフランシスコ=尾形聡彦
米アップルは22日、同社のアップルウォッチで、日本でも心電図機能(ECG)が使えるようになると明らかにした。近く行われる基本ソフト(OS)のアップデートに伴って機能が使えるようになるという。ECGはアップルウォッチの機能の一つで、米国などでは2018年から導入されている。
アップルウォッチの最新の「シリーズ6」のほか、従来機種のシリーズ5と4もECGに対応している。アプリを起動し、時計のつまみの部分に指先で30秒間触れると、心電図が表示される。
「正常」「心房細動が生じている」「心拍数が少なすぎる」「心拍数が多すぎる」という趣旨の4種類の表示が出る仕組み。「心房細動」は不整脈の一種だ。
アプリを起動させなくても、自動で随時、心拍のリズムを調べており、心房細動が疑われる場合は通知が出るという。
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