ロッキード社、追及したバイデン氏 例えは「不正投票」

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編集委員・奥山俊宏
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 米大統領に就任したバイデン氏(78)は、若手上院議員だった1975年、米ロッキード社の航空機売り込み工作をめぐって、米上院小委員会で同社の会長を追及した経験がある。同小委での暴露が発端となって翌76年、日本の田中角栄元首相が受託収賄などの罪で起訴された。

 バイデン氏は当時、上院の外交委員会に所属。ロッキード社が世界各国の政府高官に賄賂を贈った疑惑が表面化して間もない75年9月12日、外交委の分科会として設けられた多国籍企業小委員会の公聴会に出席した。

 その議事録によると、ロッキード社のホートン会長は政府高官への支払いについて「そういう慣行が存在しており、多くの国で売り込み競争のために経営判断としてそれが必要に見える」と述べた。

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 これに対して、バイデン氏は…

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