コロナ患者の転院支援へ、大阪府が新チーム 病床を圧迫

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森下裕介 多鹿ちなみ
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 大阪府新型コロナウイルスの患者が一定程度回復した後、一般の病床に転院してもらうための支援に乗り出した。これまで府は入院の調整は行う一方、コロナの症状が回復した患者の転院先探しは病院任せとなっていた。退院基準を満たしても入院が続く患者もいて病床を圧迫。この問題の解消が課題となっていた。

 府は20日、退院基準を満たした患者は、速やかに転院してもらうよう府内の医療機関に改めて通達した。転院基準は厚生労働省の「発症日から10日経過し、症状軽快後に72時間経過」に加えて、「重症の場合は20日」としている。

 一般病床への転院を支援する専門チームは12日、感染症対策課内に立ち上げた。長期間入院する患者を把握した上で、転院先探しが難航していれば、事前に受け入れを表明している病院を紹介する。

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 府は感染者の症状に応じて…

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