菅首相「襟正して行動すべき」 政治とカネの問題問われ

有料記事

[PR]

 菅義偉首相は20日の衆院代表質問で、元農林水産相の吉川貴盛氏=議員辞職=が収賄罪在宅起訴されるなど、自民党内で相次ぐ「政治とカネ」の問題を問われ、「政治家は疑念を持たれることがないように、襟を正して行動すべきものだ」と答弁した。

 質問に立った立憲民主党逢坂誠二氏は、吉川氏の事件に加え、安倍晋三前首相の桜を見る会の前日の夕食会問題、河井克行元法相夫妻の選挙買収事件、菅原一秀経産相公選法違反事件などについて、「政治とカネの問題が噴出している」として、首相が率先して真相を解明するよう求めた。

 これに対し、吉川氏が鶏卵生産・販売の大手から現金を受け取ったとされることについて、菅首相は「農林水産省において必要な説明を行うとともに、第三者による検証などを開始するものと承知している」と述べるにとどめた。

ここから続き

 また、安倍晋三前首相の後援…

この記事は有料記事です。残り328文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら