ドイツのメルケル首相は19日、各州首相との会議で、新型コロナウイルス対策の強化で合意した。買い物時や公共交通機関では布マスクの使用を認めず、医療用マスクの着用を義務づけ、企業には可能な限り在宅勤務を求める。店舗や学校などの閉鎖は1月末までの予定だったが、少なくとも2月14日まで延ばすことにした。
ドイツでも、感染力が高いとされる変異型の広がりが懸念されている。会議後に記者会見したメルケル氏は「まだ時間があると思うのは間違いだ。今が危険を防ぐときだ」と語った。
今後、全ての市民に可能な限り自宅にとどまるよう求めたうえ、店や電車・バスなどの中では、米国の規格「N95」に相当する欧州規格「FFP2」やサージカルマスクなど医療用マスクの着用を義務化する。
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また、通勤の乗客数を減らす…
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