サッカー選手を「会社員」 感染者の発表「誤解招いた」

有料記事

大野正智
[PR]

 新型コロナウイルスに感染したサッカーJ3のカマタマーレ讃岐に所属する選手について、高松市は19日、これまでの発表では「会社員」と公表していたと明らかにした。大西秀人市長は「個人の特定を防ぐためだった」と釈明しながらも「誤解を招く表現だった」と認め、今後は感染者の職業の表記を再検討するという。

 クラブ広報によると、17日までに選手3人の感染が判明し、2人は高松市がこれまでに発表した感染者に含まれている。いずれもプロ契約を結んでいる選手で「個人事業主」にあたる。

 高松市はこの2選手について、16、18日に「会社員」と発表。記者会見の中で業務内容を「屋外で行う仕事」と表現していた。

 クラブは選手の感染が判明すれば、ホームページなどで公表している。担当者は取材に、「こちらから『会社員』にしてほしいとは要請していない。行政側がプロサッカー選手などという表現で公表しても問題はない」と話している。

発表の訂正はせず 他県のケースは?

ここから続き

 大西市長は19日の会見で改…

この記事は有料記事です。残り383文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら

新型コロナウイルス最新情報

新型コロナウイルス最新情報

最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]