PCR検査を義務づけ成人式開催 「他市町と違う判断」

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池田拓哉
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 栃木県益子町で10日、新成人を祝う「二十歳のつどい」があった。新型コロナの影響で各地で成人式の中止、延期が相次ぐ中、この日は益子町だけが式典を実施した。出席者には事前にPCR検査を義務づけ、感染拡大防止に努めた。

 「一生に一度の通過儀礼。社会全体が成人式をどうやったらできるかを考え、みんながそれを応援する。私はそれが社会のあり方ではないかと思う」。大塚朋之町長は祝辞でそう話した。「ほかの市町とは違う判断をした。みなさんも今後、大いに悩み、考えた先に、他の人と違う判断であってもいいんです」と語りかけた。

 町は新成人にPCR検査の機会を無料で提供し、当日は検温を実施した。新成人212人のうち114人が出席した。例年より約2割少なかった。大塚町長は「この陰性をずっと続けよう」と語った。

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