欧州連盟サイトが「未来の50選手」に選出 移籍の久保

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ロンドン=遠田寛生
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 サッカーのスペイン1部リーグ、ヘタフェは8日、今季終了までの期限付きで日本代表のMF久保建英(たけふさ)(19)を獲得したと発表した。昨季8位だった中堅クラブは現在20チーム中16位(7日現在)。久保は新天地で定位置確保に挑む。

 思い切って方針転換した。2019年夏にレアル・マドリードに入団した久保は今季、成長の場所としてビリャレアルを選び、期限付きで移籍した。

 だが、レベルの高い選手がそろい、上位を争う強豪チームでは、出場できない日々が続いた。リーグ戦13試合出場ながら先発は2試合。得点やアシストはまだない。昨年8月の入団会見では「自分の能力や特徴をアピールして試合に絡んでいくことが大事」と語ったが、ウナイ・エメリ監督の信頼を勝ち取れなかった。

 「試合に出ることが一番」。以前からそう話し、冬の移籍市場が開いたタイミングで動いた。マドリードの南に本拠を置くヘタフェはここまで12得点でリーグ最少タイ(7日現在)。攻撃に変化をつけられる存在として期待がかかる。

 ビリャレアルでは本領を発揮できずに終わったが、注目度は今もなお高い。8日には欧州サッカー連盟(UEFA)の公式サイトが選んだ「未来の50選手」に名を連ね、「マドリードの未来のスター選手」と写真付きで紹介されている。

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