桐蔭学園が史上9校目の連覇 全国高校ラグビー

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 ラグビーの第100回全国高校大会は9日、大阪・東大阪市花園ラグビー場で決勝があり、桐蔭学園(神奈川)が32―15で京都成章を下し、2大会連続3度目の優勝を決めた。連覇は91回大会(2011年度)に3連覇した東福岡以来、史上9校目。京都成章は13回目の出場で初めて決勝に進んだが、頂点には届かなかった。

 10―10で折り返した。後半開始早々、桐蔭学園は京都成章ゴール前での相手ミスを突いて勝ち越しのトライを奪った。ここから一気にたたみかけて計22点を奪った。桐蔭学園は有力な優勝候補だった。準々決勝で前回大会決勝で対戦した御所(ごせ)実(奈良)を大差で破り、準決勝でもシードの大阪朝鮮を退けるなど安定した戦いぶりが際だった。

 記念大会のため、過去最多の63校が出場した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため無観客での開催となった。入場は1校あたり控えを含めた選手30人と監督、スタッフら10人の計40人に限られ、保護者らの入場も認められなかった。

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