パンダの赤ちゃん、両目が開いた 白浜

大野宏
【動画】パンダの赤ちゃんの両目が開いた=アドベンチャーワールド提供
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 和歌山県白浜町アドベンチャーワールドで昨年11月22日に生まれたジャイアントパンダの赤ちゃんが、生後46日の7日、両目が開いた。これまでに誕生した16頭とほぼ同じペースで、順調に成長しているという。

 パンダは母親の約1千分の1という超未熟児状態で生まれてくるため、出生時は両まぶたの皮膚が閉じていて目の位置が分かる程度。今回の赤ちゃんは生後2週間を過ぎたころからまぶたがはっきりし始め、1カ月ほどで、ぎゅっと目をつむるような行動が見られるようになった。その後少しずつまぶたに切れ目が入り、5日に右目、7日に左目が開いた。まだものがぼんやり見える程度で、はっきり見え始めるのはあと1カ月程度先という。

 出生時に157グラムだった体重は8日で1939グラムに。自力で体温が維持できるようになり、母親の良浜(ラウヒン)から離すときは保育器を卒業し、木箱のベッドで過ごすようになった。一般への公開は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して、l月中旬以降で検討しているという。2月23日まで、公式特設サイト(https://aws-smile-birth.com/別ウインドウで開きます)などで名前を募集している。(大野宏)

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