ホンダ・日産が国内で減産、半導体不足で 他社に波及も

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稲垣千駿
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 ホンダ日産自動車が車の国内生産を1月に減らすことが8日分かった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、世界的に半導体が不足しているためだ。「巣ごもり」でパソコンやスマートフォン向けの需要が伸び、車向けの供給が滞っている。影響の広がりや長期化を懸念する声もある。

 ホンダ関係者によると、カーブを曲がる際の横滑り防止装置に使う半導体が不足し、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)でつくる小型車「フィット」を中心に4千台近く生産を絞る。減産規模は昨年1月の国内生産の6%ほどだが、2月以降も影響が続く可能性があるという。ホンダ関係者は「いまはなんとかしのいでいる」と話す。

 日産は追浜工場(神奈川県横須賀市)で昨年12月に発売した小型車「ノート」の生産を減らす。規模は明らかにしていない。

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 昨年10月に、宮崎県延岡市

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