「自分がいない…」ある記事に発奮 駒大1年・鈴木芽吹

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辻隆徳
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2021年の箱根駅伝は、1年生が熱い。例年、「スーパー1年生」と呼ばれる選手はいるが、今回は例年にも増して数多くの1年生の活躍が期待されている。

駒沢大・鈴木芽吹

 2020年11月の全日本大学駅伝で、駒大は6年ぶりに日本一へ返り咲いた。箱根駅伝でも上位を狙う中、大八木弘明監督がキーマンに挙げるのが、鈴木芽吹(1年)だ。

 長野・佐久長聖高出身の鈴木は、高校1年から全国高校駅伝に出場。1年生のときは6区で区間最高を獲得。その年の優勝に貢献した。高校最後の年となった19年の舞台でも、最長の1区(10キロ)を走り、トップと11秒差の区間7位と奮闘した。

 そして、大学進学後もさっそく結果を残している。全日本大学駅伝でも3区(11・9キロ)を任され、鈴木は区間5位の好走で優勝に貢献した。だが、「物足りない走りだった。箱根はもっと自分自身が成長して、チームを勝利に導きたい」と振り返る。

 その言葉通り、さらにパワー…

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