高橋大輔の全日本、第一人者が「すごい」とうなったこと

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構成・吉永岳央
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 フィギュアスケートのシングルからアイスダンスに転向した高橋大輔(関大ク)が、村元哉中(かな)(同)とカップルを組んで全日本選手権に挑んだ。公式戦デビュー2戦目の結果は出場5組中、2位。初陣となった11月のNHK杯からの成長は――。今後の課題や伸びしろは。全日本選手権を4度制し、2006年トリノ五輪で日本勢史上最高タイの15位に入った第一人者、木戸章之(あきゆき)さん(45)に聞いた。

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 NHK杯から1カ月弱。ずいぶんこなれて、上手になっていました。以前は怖々滑っていたけど、今回はもう少し思い切りやっていた印象。特に、つなぎのステップでそれを感じました。自分の滑りを意識しつつ、相手の動きも感じ取る意識が早くも出てきた。ちょっとびっくりしました。

 ダンスを始めたばかりの時って、何をやっていいのか分からず、試行錯誤する感じがみんな絶対にある。だから、(高橋選手も)迷走しちゃうところがあるんじゃないか――。そんな心配をしていたけど、正しい練習をしっかりと積んでいるんだな、と。

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 でも、「レベルを稼がないと…

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