無人決済の小型店に注力 ファミマ「飽和」に挑む
中島嘉克
ファミリーマートの澤田貴司社長が朝日新聞の取材に応じた。コンビニの「飽和」を背景に「既存モデルでの新規出店は難しくなりつつある」と指摘。これを乗り越えようと、無人決済などデジタル化を進めた小型店を増やしていく考えを示した。売れ行きが振るわない加盟店は、本部が一時的に直営化して再生する。
接客する従業員のいない無人決済の1号店を2021年春、東京都内に出店する。天井のカメラなどで商品を認識し、電子マネーなどで無人決済できる仕組みだ。
澤田氏は「店舗のオペレーションをデジタルで圧倒的に効率化する。発注の簡素化なども進め、人件費を下げる」と話した。デジタル化と小型化でコストを下げ、駅のホームなどに新たな出店余地を探っていく。
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振るわない既存の店は本部主…
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