1年生でも箱根駅伝の名門復活の切り札 中大・吉居大和
酒瀬川亮介
2021年の箱根駅伝は、1年生が熱い。例年、「スーパー1年生」と呼ばれる選手はいるが、今回は例年にも増して数多くの1年生の活躍が期待されている。
中央大・吉居大和
名門復活の切り札は、1年生の吉居大和(宮城・仙台育英)が担う。入学してから9カ月間、自らトラック種目で好成績を連発しながら、練習で上級生を突き上げ、強い競争意識を生み出した。
1920年創部の中大陸上部は、今年がちょうど100周年。箱根駅伝で最多の優勝14度を誇りながら、96年を最後に優勝から遠ざかっている。
「強い選手がいる区間を走って区間賞を取りたい。できれば往路」
吉居の強気には、裏付けがある。
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今季、5000メートルでは…
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