宮原知子、4度優勝でも「200%緊張」克服への手応え

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 フィギュアスケートの全日本選手権は27日、長野市のビッグハットで女子フリーがあり、過去4度の優勝経験があり、2018年平昌五輪4位の宮原知子(関大)は143・27点。ショートプログラム(SP)は66・48点で6位と出遅れたものの、フリーは3位で、総合も209・75点で3位に入った。

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で出場予定だった試合が中止となり、今季初戦だった宮原。フリーの冒頭でルッツ―トーループの2連続3回転で10・77点を稼ぐなど、前半は順調だった。後半にジャンプで転倒するなどしたが、技術点は70・83点。演技構成点は5項目中4項目で9点台をマークするなど、優勝した紀平梨花トヨタ自動車)を上回る全体2位の73・44点を出した。

 宮原は「もう、絶対に緊張するというのは、200%、確実に分かっていたことだった」と振り返り、「いつもは本番になって萎縮してしまう自分がいたが、伸び伸び滑れるように、緊張をコントロールできるようになってきた」。演技後には、ガッツポーズも出た。

 演技後の報道陣との一問一答は、次の通り。

 ――演技後の感想は。

 「失敗はあったんですけど、やれることは思い切って出来たかなと思うので。色んな細かいミスとか、小さな失敗はたくさんあって、課題もありますし、やることはたくさんあるんですけど、今回のこの経験は、本当にすごく良い材料になりました」

 ――全日本がシーズン初戦。収穫はあったか。

 「去年の試合でちょっと不安になってしまうっていうメンタルの部分は、すごく大きくとは言えないですけど、小さな手応えは得られたと思います」

 ――どういった手応えか。

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 「いつもは本番になって萎縮…

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