高橋大輔、トラブルを乗り越えて見せた照れ笑いと余裕

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坂上武司
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 フィギュアスケートの全日本選手権は26日、長野市のビッグハットで第2日があり、アイスダンスのリズムダンス(RD)で小松原美里、コレト・ティム(小松原尊)組(倉敷ク)が71・74点で首位。2010年バンクーバー五輪男子銅メダリストで転向2戦目の高橋大輔村元哉中(ともに関大ク)の組は、67・83点の2位だった。

 演技が終わると、高橋と村元は固く抱きしめ合った。前回のNHK杯のRDの得点を3・68点上回る67・83点。成長した証しだ。

 この抱擁には理由がある。実はこの日午前の公式練習でアクシデントがあったのだ。ツイズルで足と足があたって転倒。村元の左足に高橋の体重がのしかかった。「生きた心地がしなかった」と高橋は振り返る。村元によると「左足のひざというより裏側のハムストリング。演技直前の練習でどうするか決めようと判断した」という。痛みはあっただろうが、棄権という選択肢はとらなかった。

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