新型ミライの部品進化 トヨタ系が照準、水素タンク改良

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三浦惇平
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 トヨタ自動車系の大手部品メーカーが、トヨタが発売した新型の燃料電池車(FCV)「ミライ」向けの部品生産を強化している。6年ぶりに全面改良されたミライでは部品の性能も初代に比べ、大幅に向上した。各社は、今後の量産効果に期待している。

 豊田合成愛知県清須市)は、約120億円を投資した三重県いなべ市の工場で、新型ミライに搭載される「高圧水素タンク」の生産を11月から始めた。ラインオフに合わせて工場内部が報道機関に公開された。

 初代ミライでは2本だったタンクが1本増え、航続距離は3割増の約850キロまで伸びた。タンクはトヨタと共同開発し、3本のなかで最小のものをつくる。直径約30センチ、全長約70センチで、車両の後部に配置される。

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■タンク水素量1割増…

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