「時には娼婦…」秘話 黒沢年雄、なかにし礼を悼む

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編集委員・小泉信一
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 12月23日に82歳で亡くなった作詞家で直木賞作家のなかにし礼さん。数多くのヒット曲の中でも、1978(昭和53)年に発売された「時には娼婦(しょうふ)のように」は、その刺激的な内容で大きな話題を集めた。この楽曲を歌った黒沢年雄さん(76)は当時30代。歌の思い出、なかにしさんとの交流などを聞いた。

 すでに映画やテレビでスターの座を確立していた黒沢さんは『結婚したい独身男性ナンバーワン』に選ばれるほどの人気だった。

 「プレーボーイで、ムンムンと男くささが漂っていたのでしょうね。でも、それがコンプレックスでもあったんです。(この曲を)歌うのも少し抵抗があったなあ」

 黒沢さんは、当時を、そう振り返った。

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 今年、なかにしさんと電話で…

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