ももクロのあーりんが手話を学んだら 伝える心の大切さ
佐藤啓介 土屋香乃子
アイドルグループ「ももいろクローバーZ」のメンバー、「あーりん」こと佐々木彩夏さん(24)は、楽曲を手話にのせて歌うパフォーマンスをソロライブで続けている。手話を学ぼうと思ったきっかけや、手話がもたらした出会い、思いがけぬファンの反響、そして、コロナ禍で迎える新年への決意を聞いた。
――最初に手話を披露したのは、2016年の初ソロライブでしたね
20歳のときにソロライブで初めて挑戦しました。ソロライブでは、曲選びや衣装のイメージ、グッズなどを全て自己プロデュースできるんです。自分は何をやりたいのかを考えて、多くの挑戦を盛り込んでいくなかで、実は小さいころから「手話をしながら歌ってみたい」という思いがあったので、このチャンスにできるかなと思って、企画書に書いたんです。実現させることができました。
歌ったのは「青春賦」という曲でした。後輩のみんなと制服を着て、合唱コンクールみたいなイメージでやってみたいと提案しました。
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