街中やインターネット上の至る所で、美容脱毛の広告を目にする。いま、脱毛は世代や性別を問わなくなり、処理をする体の部位も広がっている。
若い世代の女性のほか、男性にも脱毛をする人は増え、「キッズ脱毛」が広がり、「介護脱毛」をする中高年もいる。この「無毛社会」とも言える状況は、歴史的にも世界的にも珍しいとの指摘がある。
処理はすべきなのか。そもそも体毛は「むだ毛」なのか。悩みや疑問を募る「#ニュース4U」取材班には、体験談が次々と寄せられた。
コンプレックス、摂食障害…
脱毛が当たり前とされる「無毛社会」への違和感について、2018年に「むだ毛」をテーマにした楽曲「エビバディBO」をリリースしたラッパーのあっこゴリラさんに聞きました。
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読者のみなさんから寄せられた身近な疑問を深掘り取材していきます。
――「エビバディBO」を作ろうと思ったきっかけはなんですか
もともと、ルッキズムや「女の子らしさ」について、すごく根深くて、押しつけがましいと感じていました。だから、そうしたものを解き放つ曲を書きたかった。毛は、「女の子らしさ」を考える要素の一つだし、パンチもあるのでモチーフにしました。
――ルッキズムや女の子らしさに疑問を感じるようになったのはなぜですか
私自身がめちゃめちゃ信じて…
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