安倍氏聴取「目に見える場所で説明を」 地元も厳しい目

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貞松慎二郎 神野勇人 木村浩之
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 「桜を見る会」前日の夕食会の費用負担をめぐり、安倍晋三前首相が東京地検特捜部から聴取を受けた。首相経験者が捜査機関から事情聴取される異例の事態。「真実を語るべきだ」。地元・山口の長年の支持者らも、安倍氏を厳しい目で見つめる。

 JR下関駅近くの安倍事務所。安倍氏への任意聴取が明らかになった22日、出入りする人はまばらだった。事務所の女性は取材に「秘書がいないのでコメントは出せない」と話した。

 2017、18年に「桜を見る会」と夕食会に出た80代の男性支持者は、「秘書に任せていて知らなかったでは通らない」と安倍氏の責任を指摘する。国会での答弁が事実に反していたことには「トップとして事務所やホテル側にきちんと確認すれば分かること。そうせずに虚偽答弁を続けたのはおかしい」と疑問をぶつけた。

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 夕食会は会費5千円にしては…

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