北海道の牧場主が作る、食材王国に足りなかったもの

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中沢滋人
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 「食材の宝庫」と言われる北海道の十勝地方は、乳製品や畜産品はもちろん、野菜や魚介類まで地元産の様々なものがそろう。

 だが、意外なことに、料理の決め手となる「あるもの」がなかった。

 北海道広尾町で牧場を営む鈴木敏文さん(38)の敷地の一角にある作業小屋。まきがくべられた手作りの四角い釜からは、白い湯気が立ち昇る。

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 釜で煮詰めているのは、町に…

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