シンガポール、商用滞在を解禁へ でも面会はガラス越し

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シンガポール=西村宏治
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 シンガポールが来年1月後半からすべての国を対象に、短期(14日間以下)の商用目的の滞在者受け入れを始める。ただし、新型コロナウイルスの流行を抑えている一部の国からの入国者以外は、隔離された専用施設での滞在のみを容認。面会はガラス越しといった厳戒態勢で迎える。

 シンガポール政府が15日に発表した。隔離には、国内企業が連携して建設中の宿泊施設「コネクト@チャンギ」を使う方針。国際展示場を改装した施設で、670の客室と、4~22人が入れる約170の会議室がある。最終的に客室は1300室以上、会議室は約340室に増やすという。食事と検査を含めた滞在費は、1泊400~480シンガポールドル(約3万1千~3万7千円)の見込み。

 滞在者は空港から専用の車で施設に直行。シンガポール側の人が施設を訪れて面会する。両者の入り口は別々で、会議室も透明パネルで天井から床まで区切られている。空調もそれぞれ別だ。1団体5人まで。出発前と空港到着時のPCR検査のほか、滞在中も2~4日おきの抗原検査が義務となる。

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