木村花さんの死も教訓に 加害者の追及、新ルール創設へ

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藤田知也
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 フジテレビの恋愛リアリティー番組に出演していたプロレスラーの木村花さん(当時22)が、ウェブ上で誹謗(ひぼう)中傷を受けた末に自ら命を絶った事件。警視庁は17日、中傷コメントをSNSに書き込んだ男を木村さんへの侮辱容疑で書類送検した。今回の事件も教訓に、ウェブ上で中傷された被害者の救済を図るため、匿名の投稿者を特定しやすくする新たなルールづくりが進められている。

 被害者が加害者の責任を追及する目的で投稿者を特定するには、今は最低1度の民事訴訟が必要だ。SNS事業者などに通信時の記録開示を求める仮処分手続きと、それをもとに携帯事業者などに個人情報の開示を求める訴訟という2段階のステップを踏むのが一般的で、相当の時間と費用がかかる。

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 この問題を取り上げた総務省

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