米国のセレブタレントのキム・カーダシアンさんとコラボし、注目を浴びる若手の起業家がいる。展開しているのは、海外向けに大胆に作り替えた和菓子だ。型破りな見栄えに国内では批判も起きたが、それでも、日本の職人が海外で売るための場を作るという大きな目標を掲げ、歩みを進めている。
緑色にオレンジをあしらったリボンの箱を開けると、オレンジや黄、緑、薄いピンクなどのカラフルな琥珀糖(こはくとう)が現れた。華やかな宝石をイメージさせる色や形。一口食べると、豊潤なフルーツの香りと歯ごたえのある食感が広がる。
琥珀糖は、三木アリッサさん(28)が2019年11月、販売し始めた「MISAKY.TOKYO(ミサキ・トウキョウ)」の商品だ。
琥珀糖は外が堅めのゼリーのような和菓子で、しゃりしゃりとする食感が特徴。実は、三木さんが和菓子を作ったのはこれが初めてだ。なぜ、米国で和菓子を売り始めたのか。
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三木さんは米国生まれの日本…
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