神戸大学は、国産手術支援ロボット「hinotori(ヒノトリ)」による初めての手術に成功したと発表した。ヒノトリは川崎重工業などが出資する会社が開発した。医師免許を持っていた漫画家の手塚治虫さんが「生」の意味を問うた代表作「火の鳥」にちなんで命名された国産ロボットだ。
開発に協力、手術をした藤沢正人教授らが14日夕に会見した。これまで手術支援ロボットは米国製の「ダビンチ」の独壇場で、今後国産品が普及していくか注目される。
手術は、おなかに小さな穴を開けて内視鏡や手術器具を入れて行う腹腔鏡(ふくくうきょう)手術。対象は73歳の早期の前立腺がんの患者。神戸大国際がん医療・研究センターで前立腺を全摘した。手術後の容体は安定しているという。
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腹腔鏡手術は、おなかを切り…
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