「とどめをさされたよう」 雪まつり事実上中止に落胆

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片山健志 原田達矢
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 例年1月末から2月中旬に開かれる北海道の冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」が、新型コロナウイルスの影響で来年は事実上中止される見込みとなった。感染拡大防止のため会場での開催は断念し、オンラインで過去の映像を紹介するなどの方法を検討する。1950年以来、71回行われてきたが、会場で開催しないのは初めて。来週、実行委員会が正式に決める見通しだ。

 新型コロナの影響で事実上中止される方向となった雪まつり。市民雪像づくりを手がけた関係者は肩を落とし、事業者は観光客減少を心配する。

 例年、大通会場の「市民の広場」には、職場などで作る小ぶりな市民雪像が並び、来場者を楽しませてきた。市民グループ「きたきつね」代表の画家鈴木博詞さん(68)は「実行委員会のホームページにはまだ『中止』とは出ていないが、無理なのでしょうね。準備もしていたので非常に残念です」と話す。

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 ラグビーリーチ・マイケル

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