ノーベル平和賞WFPにメダル授与 オンラインで授賞式

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ロンドン=下司佳代子
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 ノーベル平和賞の授賞式が10日に開かれ、国連世界食糧計画(WFP)にメダルと証書が贈られた。今年は新型コロナウイルスの流行により、オンライン形式での開催となった。

 受賞団体を代表し、ビーズリー事務局長がWFPのローマ本部から参加した。1910年に同賞を受けたNGO・国際平和ビューローのリサ・クラーク共同代表からメダルと賞状を受け取った。ビーズリー氏は「戦争や気候変動、飢えの政治的・軍事的な利用、パンデミックのために2億7千万人が飢餓に近づいている。対応できなければ飢餓のパンデミックが起きる」と危機感を示した。

 「資金が十分になければ、私たちはどの子が生き、どの子が死ぬのか、決めなければならなくなる。そんな選択を私たちにさせないでほしい。全員を養おう。食料は平和への道だ」と語った。

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 賞の選考を担ったノルウェー

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