広がるワクチンの誤情報 歴代米大統領が体張って対抗へ
ワシントン=香取啓介
米国の歴代大統領3人が、新型コロナウイルスのワクチンが利用可能になれば、メディアの前でワクチン接種を受ける意向を示している。ワクチンへの不信感を無くし、接種を促すためだという。バイデン次期大統領も率先して接種を受けると明言した。
オバマ前大統領は3日に放送されたラジオインタビューで、新型コロナワクチンについて「利用可能になれば、接種することを約束する」と述べた。接種の場面をメディアに公開したり撮影したりする意向を示し、「そうすることで私が科学を信頼していると分かってもらえる」と話した。
CNNに対し、クリントン、ブッシュ(子)の両元大統領も、公開の場でワクチンを接種すると語った。一方、存命の元大統領で96歳と最高齢のカーター氏は、ワクチンの接種を市民に勧めたが、公開での接種までは言及しなかった。
ここから続き
感染拡大を止め、日常生活を…
【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら
新型コロナウイルス最新情報
最新ニュースや感染状況、地域別ニュース、予防方法などの生活情報はこちらから。[もっと見る]