公道ラリー、減速させない コロナ禍の執念と知恵

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三浦惇平 戸村登
【動画】一般道で市販車が走りを競うラリー=三浦惇平、戸村登撮影
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 サーキットではなく、一般道を使って市販車が走りを競うラリー。人口減少が進む地方では、まちおこしにもつなげようという動きが広がってきたが、新型コロナウイルスの影響はラリーの舞台にも及んでいる。開催地や運営関係者はこれまでの取り組みが減速することに危機感を抱き、知恵を絞る。

 岐阜県東部の恵那市で6日、市役所を起点に約160キロの市内コースを走る「WOMEN’S RALLY」が開かれた。運転手を女性に限った唯一のラリーだ。「ヴィッツ」や「アクア」など27台が改造を施し参加。里山の道などを一時封鎖して設けた8区間で1台ずつタイムを競った。

 恵那笠置山モーターパークでは、コーンに沿った果敢なドライブテクニックをスマートフォンで撮影する観客が目立った。ラリーを初観戦した中津川市の粥川利光さんは「テレビでみる以上の迫力」と話していた。

後半では「WOMEN’S RALLY」の大会副会長で、レーサーの井原慶子さんに、大会の成果やラリーのだいご味について聞きました。

コロナで始めたユーチューブ

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