大学から始めた重量挙げでパリ五輪めざす 山本真鼓選手

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上山浩也
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スポーツのミカタ

 大学から始めた重量挙げで女子64キロ級の日本記録を持つ山本真鼓選手(24)。パリ五輪の強化指定選手でもあり、「来年の三重国体での優勝や、世界記録の樹立をめざしたい」と目標を語る。

 高校時代は100メートル走など短距離が専門の陸上部員だった。競技転向のきっかけは、高1の冬に叔父の結婚式で現在の指導者である平井一正監督(71)=名古屋産業大教授=と会ったことだった。

 1976年モントリオール五輪の重量挙げ男子フェザー級で銅メダルを獲得している平井監督は、学生の頃の叔父や山本選手の兄の指導者でもあった。式場で会ったとき、「目の色が違った。濁りがないというか、この子ならオリンピックに行けるんじゃないかと感じた」と平井監督は当時の直感を語る。

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 「そんな風に見てもらってい…

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