35歳を超えても一線級 佐々木悟と岡本直己の選択

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隈部康弘 堀川貴弘
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 マラソンは経験がものをいうとされる。それでも、35歳を超えても、一線級で戦える選手は多くない。第74回福岡国際マラソン選手権の招待選手の1人、岡本直己(36)=中国電力=は今年の東京マラソンで35歳ながら自己新をたたき出した。リオデジャネイロ五輪代表の佐々木悟(35)=旭化成=は余力を残しつつ、今大会での引退を決意している。

 今回が5回目の福岡国際となる佐々木は「年齢が理由というより、どこかでひと区切りつけなきゃいけないという思いがリオの後、ずっとあった。それが今年になった形ですね」。

 福岡国際は、2015年の第69回大会で自己ベストの2時間8分56秒をマーク。日本選手最高の3位に入り、五輪出場につなげた。「福岡国際にはいい思い出もあるし、全然走れなかったこともありますけど、特に今回はいい選手がそろっているので、その中で走れる喜びは大きい」

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 自分なりのペースで力を積み…

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