石川県立学校の入学願書、性別欄を廃止 来春入試から

有料記事

三井新
[PR]

 来春実施される2021年度入試から、石川県立学校の入学願書の性別欄がなくなる。性的少数者への配慮のため、県教育委員会が廃止を決めた。

 県教委によると、対象は県立の中学校と高校、特別支援学校の高等部・幼稚部、県立輪島漆芸技術研修所の入学願書。県教委学校指導課の担当者は「性別を記入するのに苦痛を感じる性的少数者に配慮した」と説明している。願書以外でも、各学校が独自に作成している文書で性別欄を残しているものがあれば、「不必要なものはやめるよう」求めているという。

 一方、中学校や高校の入試に際し、小中学校の教員が記入する調査書には性別欄を残すという。また、健康診断の書類なども性別欄は廃止しない。

ここから続き

 県教委の決定を受け、金沢市…

この記事は有料記事です。残り120文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら