歩行者道に車が突っ込み4人死亡、男を拘束 独トリーア

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ベルリン=野島淳
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 ドイツ西部トリーアで1日午後2時前(日本時間同日午後10時前)、乗用車が歩行者専用の道路に突っ込む事件があり、幼児を含む4人が死亡、複数が重軽傷を負った。警察は運転していた地元に住むドイツ人の男(51)を拘束し、車を押収した。詳しい動機は分かっていないが、警察は「これまでのところ、政治的な動機に基づく兆候はない」とし、テロの可能性は低いとの見方を示した。

 警察や地元メディアによると、現場は市内中心部にあり、商店が並ぶ歩行者専用の道路。車は約600メートル走った後、警察車両が体当たりして止めた。目撃者は「車が時速100キロで走り抜け、人が宙を舞った」と語り、意図的に人々をはねたように見えたという。

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 事故後の様子を伝える地元メ…

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