これでも「魅力度最下位??」栃木の味全部入りそば登場

根岸敦生
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 調査会社の都道府県魅力度ランキングで最下位に沈んだ栃木県。ならばとばかり、JR小山駅の立ち食いそば店「きそば」に、「栃木は魅力度 最下位?? そば・うどん」が1日から登場した。

 丼に、揚げた宇都宮餃子(ぎょうざ)と、日光ゆば、佐野市の「いもフライ」が載って550円。栃木市の「岩下の新生姜(しょうが)」も追加できる。

 発案したのは、店を運営する「中沢製麺」(栃木市平柳町1丁目)会長の中沢健太さん(39)。地元では「2度ぶかし焼きそば」など和洋中の自家製麺で知られる会社の3代目だ。「小山駅は栃木県の南の玄関口。魅力度が最下位と聞いて、自虐ネタで笑い飛ばすしかない」と、載せる具材を厳選して売り出した。

 黒くて甘みのあるつゆに中太の乱切りの麺。揚げ物と「駅そば」は格好のペアだ。中沢さん自身も「いもフライが想像以上にそばつゆに合うのに驚いた」。

 店はJR小山駅の12、13番線(宇都宮線上り)ホームの東京寄りにある。営業は午前6時40分~午後8時。このメニューは、来年3月ごろまでの期間限定の予定という。根岸敦生

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