「桜を見る会、正式起訴を」弁護士らが特捜部に要請書

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 安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用を安倍氏側が補塡(ほてん)していた問題で、政治資金規正法違反容疑などで安倍氏や秘書を告発した弁護士らのグループが1日、「不起訴や略式起訴で終わらせず正式起訴すべきだ」と求める要請書を東京地検特捜部に提出した。

 弁護士らは今年5月と8月の2回に分けて告発し、告発人は941人に上る。

 その後の捜査で安倍氏側の費用負担が明らかになったことを受け、要請書では「『補塡は一切ない』という安倍氏の答弁はまったくの虚偽だと裏づけられた」と強調。「前首相に対する忖度(そんたく)から捜査の手を緩めて軽い処分を選択すれば、検察に対する国民の信頼は地に落ちる」として正式な起訴を求めた。

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