(青で行こう)両肩のリハビリ後 プロ初ゴール

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モンテディオ山形・MF末吉塁選手

 8日の千葉戦でプロ初ゴールを決めました。PKで相手ゴールキーパーがはじいたボールを押し込みました。狙っていたのでうれしかったけど、石丸清隆監督には「あれはゴールじゃない(笑)」とからかわれました。試合は5―1で勝利。モンテが5得点以上で勝ったのは約6年半ぶりです。この調子でアシストやゴールといった結果にこだわりたいです。

 身長はチームで一番低い166センチ。その分、持ち味のスピードや一対一の強さを発揮し、相手の懐に入っていくプレーを意識しています。小学生の時のチームがドリブルでボールを前に運ぶ戦術だったことが影響しています。

 実は、昨年まで試合どころか練習中でもボールを競り合う場面で怖さを感じることがありました。きっかけは高校3年の時、練習中に右肩を脱臼したことです。それから年に1、2回ほど肩が抜けるようになり、試合には肩をテーピングでぐるぐる巻きにして臨んでいました。大学4年の時にはもう一方の左肩も脱臼。「また肩が抜けるのでは」と常に不安を抱えたままプレーを続けていました。

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 モンテに入ったのは大学卒業…

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