命へのまなざし、育んだのは母 作曲家・信長貴富さん

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聞き手・宮坂麻子
【動画】コロナ禍で歌えないあなたへ=上田幸一撮影
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 コロナ禍で、みんなで歌うこともままならない日々が続いています。合唱界で最も人気のある作曲家の一人、信長貴富さん(49)は、小学校の時から一人で作曲し、多重録音をしていたそうです。信長さんの音楽の根底に流れる母から受け継いだ思いについて、聞きました。

 コロナ禍で音楽活動が自粛されています。でも音楽って、生きる人すべてになくてはならないものだと思う。

 ピアノも作曲も独学。そんな私の音楽の根底に流れる「命へのまなざし」を育んでくれたのは、被爆者である母です。

著名人が母のことを語る連載「かあさんのせなか」。今回はデジタル版限定のロングバージョンです。

音楽教育とは無縁だったが……

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 両親は音楽は全く素人で、音…

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